バリアフリーの取り入れ

住宅内の事故防止

 意外にも、住宅の中で事故が発生することも多く、1年間に死亡する人は全国で6000人以上と言われています。家の中には、意外なところで意外なものが関わって事故につながることがあります。

 たとえば浴室で滑って身体を強打した、段差につまづいて捻挫した、階段から転げ落ちたなど様々なケースがあります。住宅の中で最も危険と言われているのが、2〜3cmの段差です。一見すると認識しにくいので、つまづきやすくなるのです。

 高齢者は、ちょっとした事故が命取りになる場合があります。そのため、安全で快適な生活を過ごせるように工夫された住宅が必要になってくるのですが、そこでバリアフリー住宅が役に立ちます。

 どのように改善するのかですが、

・ 廊下、玄関、居間、洗面所、浴室、トイレ、寝室などの段差の解消

・ 廊下、玄関、階段、洗面所、トイレ、浴室などに手すりを設置する

・ 階段の勾配を緩やかにし、踏み外しにくく、滑りにくくなるように工夫する

・ 扉を簡単に開閉できるように、引き戸にする

・ 車イスが利用できるスペース、幅を設ける

・ 床を転んでも怪我しにくいようなカーペット、コルクなどにする

などが挙げられます。もっとも、最近ではバリアフリーではなく、ユニバーサルデザインと呼ばれるようにもなりました。意味合いは似ていますが、バリアフリーは高齢者や障害者でも安心できるように、ユニバーサルデザインは誰もが快適に使えるように、と微妙に異なります。